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造り手にふれる
ブシャール社インタビュー vol.1

「畑や自然に対するリスペクト」。
ブシャール哲学のもとに築かれた、よいワインを安定的に造り出す仕組み 2016/4/1

ブシャール ペール エ フィス
チーフワインメーカー フレデリック・ウェバー氏

農工学と醸造学の修士号を取得後、シャンパーニュでのインターンシップを経て農業とワイン醸造学の深い理解を身につけた。ローヌでの経験を経た後、2002年にブシャール社へ入社。前責任者フィリップ・プロ氏のもとで10年以上ワイン造りに携わり、2013年チーフワインメーカー(醸造責任者)に就任。これからのブシャールワインの担い手として一切妥協のないワイン造りに取り組んでいる。

造り手の個性が突出しているワインはブルゴーニュワインとは言えない

創業当時(1731年)から変わらないのは、「畑の特徴を大事にする」というワイン造りに対する哲学です。 造り手の個性が突出していたり、人の意図が感じられるワインはブシャール社の、いえ、ブルゴーニュのワインとは言えない、と私たちは思っています。

そのため、醸造家はまず畑について学びます。毎日畑に出て、土の感触を確かめながら、毎年の違う気象条件・自然と闘いながらの作業です。 その作業はとても興味深く、ワイン造りに欠かせない点です。そうした畑の記録が膨大なデータとなって引き継がれているのです。

観察とテイスティングを重ね、自問自答を繰り返す

ワインになるまでの間に何度もテイスティングを重ねるうち、発酵が進むにつれてぶどうジュースが全然違うものになっていく。畑の影響によってまったく違う個性を持ったものに変わっていく。その過程を楽しめるのが醸造家、ワインを造るものとしての醍醐味です。

こうした作業には経験と時間が必要です。ぶどうを見て、畑を見て、観察とテイスティングを重ねることで、この年はどういうワインになるのかということがだんだん把握できるようになります。ただし、自信過剰になってはいけません。自問自答を繰り返しながら、他のスタッフの意見も取り入れていく。それを怠ると、10年経っても20年経っても間違うことはあるだろうと思っています。

ブシャールのワイナリーに、スターは必要ない

ブシャール社には、特別なマイスターがいるわけではなく、全員がスペシャリスト。言い換えれば、スターはいません。畑と醸造の管理者5人が現場の意見を吸い上げ、その年に造られるワインの方向性を決めます。

収穫日の決定、瓶詰め作業、ブレンド・・・ すべては決定権のあるこの5人の合議制で行います。誰かひとりの意見が大きく影響したり、パーソナリティがワインに出ては困るからです。こうして方向性が決まったら、ワイナリー全員で共有し、よりよいワインを造るという想いを一本化させます。そうすることで個々人に責任感が生まれ、よい水平分業の仕組みができます。

そしてもうひとつ、醸造責任者である私が常に扉を閉ざさないこと。互いの信頼の上に成り立った合議制と水平分業はワイナリーの運営をスムースにするのです。良いワインをコンスタントに造り続けるためには、風通しのよい組織でいることが重要です。

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