白ワイン
白ワインは白ブドウを原料に絞った果汁のみを発酵させたワインのことを指します。
赤ワインとは異なり果皮や種子を基本的には漬け込まないため、赤ワインほど色合いのバリエーションは広くはありません。
一般的にはグリーンからイエローの色調、時間の経過によりゴールドの色調へと移ろいでゆきます。
香りの方もブドウ自体の香り(第一アロマ)や醸造由来の香り(第2アロマ)が主体となります。
それ故にマロラクティック変換で乳酸的な香りを表現したり、ステンレスタンクや樽を使い分けたりすることでどのようなスタイルのワインになるかが決定されます。
実は黒ブドウも果肉自体は緑色なので果汁だけを絞って発酵させれば白ワインを造る事が可能なんです。かなりレアですがそんなワインもいくつか存在します。
一般的な白ワインは酸味を楽しむため8℃前後の小ぶりのグラスで、熟成感のあるタイプや芳醇な香りもものは12~14℃で大ぶりのグラスで楽しめます。
後者のようなリッチなタイプであれば加熱すると白くなる肉(鳥や豚、仔牛など)とも合わせることが可能でしょう。
ブドウ品種によっては辛口から甘口まで造ることも可能な品種もあるので
初めてワインを飲まれる方や好きなブドウ品種を探したい方などは白ワインから
スタートしてみるのもおススメです。