Brand Story
Vega Sicilia
ベガ シシリア
1864年に創業
最高の品質を追求するスペイン屈指のワイナリー
ベガ シシリアでは「最高のワインはまだ造られていない」という理念の元、流行を追うのではなく、物事の本質を捉え、原点や伝統に重きを置いています。
最高の品質を追求するため、自社でアメリカンオーク樽を製造、フレンチオーク樽の修理を行っています。また、近年では生産者が減ってしまったスペインの伝統的なマルチヴィンテージ、「ウニコレセルバ エスペシアル」も造り続けています。
ワイン樹の樹齢も古ければ良いとは考えず、平均35年を維持し、理想的な品質を保ち続けています。こうした理念はグループ全体に共通し、当主アルバレス氏は「100年後にすべてのワイナリーをベガ シシリアのクオリティにしたい」と考え、品質に惜しみない投資を行っています。
STORY
誕生
ベガ シシリアの歴史は長く、古くは16世紀の文献に農園として名前が登場、1864年にエロイ レカンダが「ボデガス ベガシシリア」を創業します。
エロイはボルドーでワイン造りを学び、フランスからカベルネソーヴィニヨン等の国際品種をこの地に持ち込み、ワイナリーの発展に貢献しました。土着のティント フィノに国際品種をブレンドしたワインは1929年の
バルセロナ万博で金賞を受賞し、一躍
世界の舞台にその名を轟かせました。
1982年にDOリベラ デル ドゥエロが誕生。同時期にアルバレス家がオーナーとなり、「テンポス ベガシシリア」グループが誕生します。それ以来今日に至るまで、「スペインの至宝」と例えられるほどの高い品質が認められるベガシシリアを中心に、新たなワイナリーも加わり、スペイン屈指のワイナリーグループとして発展しています。
畑のようす
畑はコルク樫やオークに囲まれています。90年代末、使用していたコルクに不良が生じ、将来自社でコルクを生産するために植樹した森。
3m×1.5m間隔で植樹(2,222本/ha)。収量はわずか平均22hl/ha。
畑のようす
1000haの所有地のうち、ブドウ畑として210ha所有
(140haをウニコとバルブエナ、70haはアリオンに使用)。
ブドウ畑210haを19の土壌タイプ、52の区画に分けて管理。
ティント フィノ、カベルネ ソーヴィニヨン、メルロの3種を植樹。 100年以上前からブドウ栽培が行われており、ベガシシリア独自のクローンが育つ。10年未満の若木のブドウは使わず、平均樹齢35年を維持。栽培は20年以上前からビオロジック。
夏は35度以上、冬は氷点下まで気温が下がる。
WINERY
2014年に改装完了、最新の設備が備わる醸造所
ウニコの発酵には8000~10000Lの木桶を使用し、自社製アメリカンオーク樽のほかにフレンチオーク樽、20000~40000Lの大型桶で熟成
セラーでは約3000樽のワインが熟成されている
世界的評価
WSのスペイン特集で10ページにも渡り、【アイコンワイナリー、成長し続ける帝国】として紹介(2017年6月号)
ウニコの1968年、1970年の2つのヴィンテージが100点を獲得(2023年2月)
スペインで最も名声あるワイナリー(2015年)
ウニコは世界のアイコンワインの一つ(2022年)
6年前以上のワインと比較してほぼ変わらない味。桁外れの長命ワイン。
『世界で最も称賛されるワインブランド』
3年連続トップ10入り
2022年は10位、2021年は3位、2020は9位