マスカット・ベーリーA 日本の赤2020 (サントリー・フロムファーム)
この商品について
ワインの味わい(テイスティー情報)
山梨県産:11%、長野県産:89%で収穫した日本固有品種のマスカット・ベーリーA88%、メルロ12%を使用。
強い抽出はせず、たっぷりの果実味を引き出すことに留意して丁寧に発酵管理をした後、すべてステンレスタンク醗酵。醗酵期間は10日間。
透明感のある明るいルビー色。いちごや野苺などの赤いベリーを思わせる果実の香りに、綿菓子のような甘い香りが大きく広がる。そこに野バラや木の芽などの日本のハーブのタッチが複雑さを与える。親しみやすい果実味と、フレッシュな酸味、控えめなタンニンの軽やかな味わい。
しっとりとした質感のある、日本らしいライトボディです。タンニンが穏やかなため、軽めのお肉料理や赤身の魚にも合います。また大地のような香りが根菜類にも合います。
日本的な発酵調味料(醤油、みりん等)を使った料理とは相性抜群で、甘辛く味付けた日本のいろいろなお料理、
例えば、煮つけや照り焼き、すき焼き、焼き鳥(たれ)、金平ごぼう と良く合います。
また、果実的な自然な甘いやわらかな香りと味わいに、トマト系の幅広いパスタと楽しめますし、変わったところでは、
アツアツのお好み焼きに甘辛いソースをかけて食べる時、冷たく冷やしたマスカット・ベーリーAはピッタリです。
タンニンのやわらかい味わいは冷やしても渋くなりすぎず、お好み焼きにピッタリと寄り添ってくれます。
ぜひ合わせていただきたい組み合わせです。
ワイナリー情報
「マスカット・ベーリーA」は、日本で生まれた日本固有のぶどう品種で、
1927年、日本のワインぶどうの父とも呼ばれる岩の原葡萄園(新潟)の川上善兵衛(1868-1944)が、
自らの私財を投げ打って生涯をかけて取り組み世に誕生させたぶどう品種です。
日本の気候風土にあうように改良するという品種交雑という道に活路を求め、実に1万311回の交雑を繰り返し続けた結果、生み出された品種で、まさに川上善兵衛翁の思いが天に通じた奇跡だったのかも知れません。
今や「マスカット・ベーリーA」は、全国各地で栽培されて、川上善兵衛が夢見たように日本ワインを代表する主要品種になっています。
2013年にはO.I.V(国際ぶどう・ぶどう酒機構)に品種登録が認められて、
世界に羽ばたく日本品種となりました。今後ますます注目を集めることと思います。
- 原語名
- 品種
- マスカット・ベーリーA90%・メルロ10%
- 容量
- 750ml
- 産地
- 日本
- 原産地呼称名
- タイプ
- 赤ワイン
- 味わい
- ミディアム
- アルコール度数
- 11.5%
- 農法
- 飲み頃の温度
- 評価
ワインアドヴォケイト→WA
ワインスペクテーター→WS
アランメドウズ→AM
ジェームスサックリング →JS
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ショップコンセプト
「Cave de vin(カーヴ・ド・ヴァン)」ご自身のワイン蔵のように
ワインの出会いと体験をあなたにお届けする場でありたい
カーヴ・ド・ヴァンは1975年に赤坂見附にて創業。翌1976年にサントリー堂島本社ビル1階に大阪店をオープンした老舗ワインショップです。
現在はサントリー興産株式会社が運営しております。
創業当時よりワインを皆様に知っていただく場として誕生。まもなく50周年を迎えます。
現在では多種多様なワインや素晴らしいワインを日本でたくさん楽しむことが出来るようになりましたが、カーヴ・ド・ヴァンが現在でも大切にしていることがございます。それは「ワインを通じてつながる想い」です。
ワインをグラスに注ぎ、グラスを傾けるとき、そこには必ず「想い」があります。ワインを造る「生産者」、ワインを愉しむ「仲間」、
ワインを通じて感謝を伝える「家族や友人」、必ず一人一人にそれぞれのシチュエーションや想いがあるはずです。
その想いに私たちは寄り添い、お役にたてればと思っております。
ご自宅のワインセラーから取り出すように、あなたのワイン蔵(Cave de vin)として、お気軽にご用命頂きますと幸いです。