シャトー・ラグランジュ 2009

750ml
商品コード:ALCLR09
原産地:フランス/ボルドー地方
販売期間:
2023年12月01日 20時~
参考価格:17,000円 (税抜)
16,830 (税込)
168ポイント付与

この商品について

黒系果実やスパイス、程良い樽の香りが優美に溶け込み、タンニンと酸味の調和が見事に取れた味わい

◆ワインの味わい(テイスティングコメント)

  • 画像説明

  • カベルネ ソーヴィニヨンの究極の品格が表現された偉大な年。平年を1°C下回る寒い1,2月に続き、3月にようやく寒さが緩みました。雨の多い温暖な4,5月の後、6月に天候が回復、気温も平年より2°C高く、平年を30%も上回る日照時間に恵まれた結果、開花は平年より数日遅れの6/1からほぼ一斉に進みました。7月の好天で遅れを完全に取り戻し、ヴェレゾン(着色)は7/31から8/13と短期間に終了。乾燥した好天続きの8月は、ブドウが理想的にゆっくりと生育、9月も乾燥した好天が続きました。日中の暑さと夜間の涼しさが、アロマや酸が適度に保たれたブドウを育くみ、9月末から10月にかけて理想的な条件のもと、完熟した健全なブドウ果を収穫。9/28にメルロの収穫開始、カベルネ ソーヴィニヨンは10月中旬まで待つことで、傑出したブドウを収穫することができました。10/16に全収穫を終え、神秘的で心地良い味わいのワインを生み出しました。

◆品種

  • カベルネ ソーヴィニヨン 73% / メルロ 27%

◆ワイナリー情報

  • 画像説明

  • シャトー・ラグランジュの復活劇は、1970年代、シャトー・マルゴーの復活と共に、近代フランスワイン界の偉業として語り継がれています。

    1855年のパリ万博の際にボルドーの特産物として格付けされたという、かの有名なメドック格付けにおいて、第3級格付けという名誉を与えられたラグランジュですが、その後、所有者の経済的没落から、シャトーは荒廃し、畑は切り売りされている、という状態でした。そして、1983年、欧米以外の企業では、はじめてグランクリュシャトーの所有を許された日本企業「サントリー」がこのシャトーを買い取り、劇的な復興を実現しました。

    前述のシャトー・マルゴーとの共通点は、「現代ボルドーワインの父」という異名をもつ、フランスきっての醸造学者エミール・ペイノー博士の協力です。門下生でもあった、マルセル・デュカス氏が社長、同じくペイノー門下の鈴田健二氏が副社長に就いたということもあり、ペイノー博士の全面的なバックアップにより、畑から醸造、貯蔵にいたるまでの地道な改革が行われました。そして、買収より25年を経た今、多くの専門家が「土壌がもつ潜在能力という点では、メドックのトップ10シャトーに匹敵する」と評価していた、その潜在能力を、可能な限り引き出すことに成功しています。

    実際、近年のラグランジュは、ヴィンテージによる浮き沈みが少なく、バランスの取れた、慎ましくも内に力を秘めたワインという印象で、常にその年の作柄をポジティヴに表現したような出来栄えで、その年の指標となるシャトーとなっていると思います。買収後植え替えたブドウ樹も樹齢を重ね、これからがラグランジュの本領の発揮の時代となりそうです。

◆受賞歴&評価




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ショップコンセプト

「Cave de vin(カーヴ・ド・ヴァン)」ご自身のワイン蔵のように
ワインの出会いと体験をあなたにお届けする場でありたい

カーヴ・ド・ヴァンは1975年に赤坂見附にて創業。翌1976年にサントリー堂島本社ビル1階に大阪店をオープンした老舗ワインショップです。
現在はサントリー興産株式会社が運営しております。

創業当時よりワインを皆様に知っていただく場として誕生。まもなく50周年を迎えます。
現在では多種多様なワインや素晴らしいワインを日本でたくさん楽しむことが出来るようになりましたが、カーヴ・ド・ヴァンが現在でも大切にしていることがございます。それは「ワインを通じてつながる想い」です。

ワインをグラスに注ぎ、グラスを傾けるとき、そこには必ず「想い」があります。ワインを造る「生産者」、ワインを愉しむ「仲間」、
ワインを通じて感謝を伝える「家族や友人」、必ず一人一人にそれぞれのシチュエーションや想いがあるはずです。

その想いに私たちは寄り添い、お役にたてればと思っております。

ご自宅のワインセラーから取り出すように、あなたのワイン蔵(Cave de vin)として、お気軽にご用命頂きますと幸いです。