2018年が初ヴィンテージのメルロ100%のワイン
◆ワインの味わい(テイスティングコメント)
キャンティ・クラシコ生産地域の中心で、カベルネ主体のスーパートスカンを80年代初頭にリリースした先駆者的な存在。独自の世界観から造り出されるワインは、世界各国から高い評価を得ています。このワインは9カ月の熟成にコンクリートとアンフォラを併用。瓶詰後更に6カ月熟成後リリース。長熟のポテンシャルを持ったワイン。品種由来のリッチで柔らかな印象がグラスの中でゆっくりと広がります。プラムなどベリー系ドライフルーツのような凝縮感、僅かにスパイシーで骨格のある味わいです。
◆品種
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メルロ100%
◆ワイナリー情報
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「CONCA d’Oro」(黄金の谷)と言われるパンツァーノ渓谷南部に畑を所有。1964年から現オーナーの父であるアルチェオ ディ ナポリ ランポッラが近代的な手法も取り入れたブドウ栽培を始めました。ワイン造りの全てはブドウ栽培にあると確信していたアルチェオは、凝縮したブドウを造るために高密植、収量制限にこだわり、ファースト ヴィンテージ の1975年から5年後の1980年にはスーパータスカンの先駆けとなるサンマルコをリリース。その後、更に尖鋭化していくが、道半ばにして他界。父の意志を受け継いだルチアーノ(ルーカ/兄)とマウリツィア(妹)が96年にダルチェオをリリース。ダルチェオはサンマルコと同様に、ガンベロ ロッソ、ロバート パーカー等に大絶賛されました。ランポッラは華々しい名声が先行してしまいがちですが、その真髄はブドウ造りに対する真摯な姿勢。気負いなく淡々と畑に接するのがランポッラの真の姿と言えます。
◆受賞歴&評価
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