川上善兵衛の軌跡と日本ワインにおける歴史的意義を知り、現代の川上品種を味わう。
今年、2018年は、日本のワインぶどうの父と呼ばれる岩の原葡萄園創業者「川上善兵衛」の生誕150年の年です。
この度、カーヴ・ド・ヴァンでは、その150年を記念しまして、神楽坂アグネスホテルにて、特別セミナーを実施いたします。
川上善兵衛は、本格的なワイン造りを追求し続け、当地の気候風土に適したぶどうを求め品種改良に挑み、1万311回の品種交雑を行いその中から「マスカット・ベーリーA」をはじめとする優良22品種を世に送り出しました。そして今日、日本で栽培されるブドウ品種のほとんどが川上品種の影響を受けてるのです。
善兵衛が日本のワインぶどうの父と呼ばれる所以がここにあります。
「マスカット・ベーリーA」 は、2013年にはOIV（国際ブドウ・ワイン機構）に品種登録され、日本独自の品種が、国際品種として認められました。
今回のセミナーでは、岩の原葡萄園と川上善兵衛の歴史を振り返りながら、岩の原葡萄園産川上品種のワインテイスティングを実施したいと思います。
日本ワインの歴史を知るのには最適なワインセミナーとなっておりますので、この機会にぜひご参加ください！
