Brand Story
Prieure Roch
プリューレロック
1988年、
アンリ・フレデリック ロックにより創立されたユニークなドメーヌ。
馬も通れそうなほど大きく重厚でありながら、空の青さと同化するようなスカイブルーの扉が象徴的。ニュイ・サン・ジョルジュの名門ドメーヌ プリューレ・ロックである。
2018年に惜しまれながらこの世を去ったアンリ・フレデリック ロックが創立したドメーヌで、現在は、アンリ・フレデリックの右腕として活躍したヤニック シャンが代表を務める。
ドメーヌは、創立当初の1988年はヴォーヌ・ロマネにあったが、現在はオフィスと醸造設備、樽貯蔵庫をプレモーに移転している。
アンリ・フレデリックは、マダム ルロワの甥にあたる。ルロワ一族でありながら、挑戦的なワイン造りを実践し、かつてはドメーヌ ド ラ ロマネ・コンティ(DRC)の共同経営者としても名を馳せた。
また、その意志や思想は、現在のヤニックはじめ、ロックのワイン造りに関わる全ての人々にしっかりと継承されている。
STORY
創業
創立当初はヴォーヌ・ロマネに設立されたが、89年にニュイ・サン・ジョルジュの街中に移設し、プレモーには樽貯蔵庫を開設した。古文書を研究し、700年以上前にシトー派の修道士が行っていた、ブドウ栽培・醸造方法を見事に復活させ、ビオ系ワインの代表格の1人となっている。アンリ・フレデリック曰く、「これは微生物を活性化させることにより肥沃な土壌を維持し、宇宙の摂理と調和を目指した栽培方法である」と、このいにしえから伝わる農法に確固たる自信を持っている。 惜しまれながら2018年11月17日にこの世を去ったアンリ・フレデリックを引き継ぎ、2010年から共同経営者として働いていたヤニック シャンがドメーヌを担っている。
ロゴデザイン
ドメーヌのラベルのデザインは元々はエジプトの象形文字をモチーフにしており、自然(神)と人間の両方の力によってワインを造り出すというロックの哲学がうかがえる。
①左側にある緑色の包丁を立てたような模様
→ ブドウの木=植物の生命力
②右上の黄色い楕円 → 神の目、あるいは口
③下の黄色い楕円 → 人
④三つの赤い丸 → ブドウの粒
栽培
700年以上前にシトー派の修道士が行っていたブドウ栽培と醸造法を復活。ニュイ・サン・ジョルジョとヴォーヌ・ロマネを中心に計15.4haの畑を所有。
ドメーヌ プリューレ・ロックの畑はドメーヌのあるニュイ・サン・ジョルジュとヴォーヌ・ロマネを中心にコート ド ニュイからコート ド ボーヌに約20haに広がり、3つのモノポールを有している。
ドメーヌ設立当初より有機栽培を実施。土壌に含まれている微生物が土に力を与えている。肥料をほとんど使っていないが、使う場合は有機肥料、つまり“生きている”肥料しか使わない(化学肥料や人工的なものは使わない)。
醸造
ロックのワイン造りを語る上で重要な要素は「全房発酵」であると言う。いわゆるロック香と言われるこのドメーヌの独特の風味の基礎は全房発酵抜きには語れない。全房発酵はブドウの果実の内部で発酵が開始するため非常に多くの香りの前駆体が生じ、果実味に富み複雑味のあるワインが出来るとヤニックは語る。それゆえ100%全房発酵にこだわっている。
収穫時に選果した房を、醸造時にはさらに厳格な選果
(粒選り)を行う。樽にて約18ヶ月熟成。
LINE UP
「レ クル」は、ヴォーヌ・ロマネの村名格付けの「プレ ド ラ フォリ」と「ラ コロンビエール」という区画のブドウをブレンドしたキュヴェです。
香りは小粒のイチゴのジャムやオレンジの皮、スパイスなどの若々しい印象。良く溶け込んだタンニンがアロマと調和したフレッシュな味わいです。
「ロマネ サン・ヴィヴァン」「エシェゾー」の2つのグランクリュに挟まれた1級畑で。樹齢約45年。土質的には石灰岩土壌の影響が強く、繊細でミネラル感豊かなワインを生み出します。たっぷりと肉付きが良く口当たりがなめらかで、余韻にはフレッシュなチェリーの香りを感じます。エレガントで力強い、高い人気を誇るワインです。