【カーヴ・ド・ヴァンオリジナルボトル】 岩の原葡萄園 ブラック・クイーン 2017 

参考価格(税抜):¥4,000
web限定価格(税抜) ¥4,000
(税込¥4,400 )

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数量
タイプ 赤 フルボディ
サイズ 720ml
原産地 新潟県
ブドウ品種 ブラック・クイーン
 

ブラック・クイーンを国際品種に! 〜新潟から世界へ〜

◆ワインの味わい(テイスティングコメント)

「日本ワインぶどうの父」川上善兵衛が生み出したぶどう品種「ブラック・クイーン」100%で造り上げたカーヴ・ド・ヴァンオリジナルボトルです。
樽熟成の期間が16ヶ月、 瓶熟成の期間は約20ヶ月で通常の商品の倍の期間の熟成を経ています。 味わいは、ブラックチェリーやブラックベリーのような果実香、柔らかな果実味から特徴的なすっきりとした酸味が広がります。スパイスや黒い果実を想起させる複雑で濃縮感のある香りもあり、 熟成により、豊かな酸味と味わいの厚みが調和した、飲みごたえのある赤ワインに仕上がっています。
カーヴ・ド・ヴァンのオリジナルボトルとなりますので、他では味わえない1本です。
ブラック・クイーンは、日本オリジナルの品種です。2010年に白ブドウの「甲州」が日本独自品種として初めて、OIV(国際ブドウ・ワイン機構)に品種登録され、国際品種の仲間入りをしましたが、その後、2013年には「マスカット・ベーリーA」が黒ブドウとして初めてのOIV品種登録を果たし、岩の原葡萄園には今もこの時の基準木が植わっています。
昨年2020年には北海道で生まれた黒ブドウ「山幸(Yamasachi)」が日本品種として3品種目となるOIV登録を果たし、次はこの 「ブラック・クイーン」が国際品種の仲間入りとなるのでは?とも言われています。
是非、一人でも多くの皆さまにこの品種を知っていただき、この岩の原葡萄園から世界に羽ばたく2品種目の葡萄となるよう応援していただければと思います。

ヴィンテージ情報
2017年は7月から8月にかけて雨天が続き、降水量が多く日照量が少なくなりましたが、9月以降は天候が持続し日照時間が多く、10月の収穫時期まで安定した天候により健全で成熟したぶどうを収穫することができました。

◆品種

  • 画像説明

  • ブラック・クイーン
    1927年交雑(交雑番号 4131)
    「ベーリー♀」×「ゴールデン・クイーン♂」
    果皮は紫黒色で果実は欧州系品種のように小粒になるぶどう品種です。 ワインにすると濃厚な色合いと果実味の凝縮感があり、善兵衛が生み出した品種の中でも、最も力強いワインが造られるぶどう品種です。豊かな酸味が特徴的でワインの味わいを下支えします。 近年は、収穫を遅らせて完熟を待って酸を軽減させ、果実味の豊かさを引き出して造られる事が多いです。 樽熟成との相性も良く、飲みごたえがある個性豊かなワインに仕上がります。
    新潟県をはじめ、長野県、山梨県、山形県など日本各地で栽培され、凝縮感のあるワインを生み出す日本独自品種として、近年注目を集めています。
    また、海外では、主に東南アジアのワイン生産国(タイ、ベトナム、カンボジア)で栽培、醸造実績もあり、特に台湾では、 1953年にブラック・クイーンが導入され、「黒后」という名で広く知られているようです。

◆ラベルに込めた思い

  • 画像説明

  • 川上善兵衛は、豪雪地帯での稲作に苦しむ農民救済のため新しい産業として、ワイン造りを志し、度重なる苦労の上、生涯 1万311回のブドウ品種交雑から、日本の土地に適した優良22品種を生み出しました。これらの品種は今でも全国各地で栽培され日本ワインの主力品種となっています。これが、善兵衛が 「日本ワインぶどうの父」 と呼ばれている所以です。
    今回、ラベル代わりにワインボトルに巻いたものは、川上善兵衛が品種交雑したぶどうの一覧を直筆で書き記したものです。 赤く囲った部分が「ブラック・クイーン」にあたる記載で、「ベーリー(記載はベーリ)♀」×「ゴールデン・クイーン♂」の交雑品種である事が分かります。(ちなみに右隣りが善兵衛品種の代表格でもあるマスカット・ベーリーAです。)
    資料の表紙には 「葡萄ノ品種維持及栽培實験費・葡萄ノ品種改良及改良研究費 補助願」 とありますが、当時研究に没頭する善兵衛は、借金まみれで金策に困窮していました。
    実は、そこに助け舟を出したのが、当時の壽屋(現サントリー)創業者の鳥井信治郎で、「赤玉ポートワイン」をヒットさせて、国産のぶどうを求めていた際に、国産ワイン造りに心血を注いでいる善兵衛の噂を聞きつけ直ぐに意気投合。 「ややこしいことは、わてらがやりますさかい、善兵衛さんは、好きなだけ研究をしてください」と旧債の弁済と研究の援助も引き受けたといいます。
    この応援もあって、1941(昭和16)年、善兵衛は、「交配による葡萄品種の育成」という論文を書き、 民間人としては初めて、「日本農学賞」を受賞します。 当時の思いの詰まったこの資料をラベルにする事で、94年前、この土地でこの品種を生み出した善兵衛の苦労と、今も尚この土地のぶどうから生まれるワインを飲めるという喜びを感じていただければと思います。

◆日本中に広がる善兵衛さんの輪

  • 画像説明

  • こちらは、善兵衛がブラック・クイーンについて書き記した自筆のメモです。 樹勢や葉の大きさ、出来たワインの特徴に至るまで詳細を記していて、当時からブラック・クイーンの個性を的確に観察していた事が良く分かる興味深い記述が多く見られます。
    ブラック・クイーンは1万311回の交雑中、4,131回目のチャレンジである事。 「成長:最旺盛」「健康:全又壮剛」 という記載からも、豪雪地帯のこの土地では、やはり、育てやすさが重要だった事も見て取れます。
    また、ワインの評価としても 「染色素最モ多ク」欧州品種に優る「濃赤酒ノ原料」 という記述があり、研究当時から力強い酒質のワインを生み出す品種であった事。 「唯酒石酸ノ多キ欠点アリ故ニ遅く採取スベシ」 と、酸度の高い個性を完熟により和らげる事にも言及しています。
    善兵衛は、これらの病気に強く多収性のある優良品種のぶどうの苗木を、日本のぶどう生産地各地に配布しました。 今だに山形の農家さんから 「善兵衛さんのおかげで凶作の年も飢えずに済んだ」 と感謝される事もあるといいます。

◆ワイナリー情報

  • 画像説明

  • 日本ワインの発展にその生涯をささげた川上善兵衛と、マスカット・ベーリーAのふるさと岩の原葡萄園
    妙高連山のすそ野がなだらかに日本海に接する「越後・頸城(くびき)平野」。 その頸城平野にあり、かつて城下町として栄えた新潟県上越市に岩の原葡萄園はあります。 この葡萄園の歴史は、1890年(明治23年)創業者川上善兵衛が自宅の庭園に鍬を入れ、 葡萄園をつくったところから始まりました。 以来120年以上にわたり、善兵衛がぶどうとワインにかけた情熱を引き継ぎ、 高品質の日本ワインをつくりだすための努力を惜しむことなく続けています。

◆豪雪の地でワインづくりに賭けた男“川上善兵衛”

  • 画像説明

  • 日本のワインぶどうの父と呼ばれる岩の原葡萄園創業者「川上善兵衛」は、地元地域の発展を常に考え、 そして1890年(明治23年)に岩の原葡萄園を開設します。 その後、本格的なワインづくりを追求し続け、当地の気候風土に適したぶどうを求め品種改良に挑み、 1万311回の品種交雑を行いその中から「マスカット・ベーリーA」をはじめとする優良22品種を世に送り出しました。 以来、そのぶどうも世の中に知れ渡り現在では多くのワイン愛好家によって飲まれています。

◆お料理とともに

  • 画像説明

  • ブラック・クイーンの特徴でもある果実味の凝縮感と豊かな酸、長期瓶熟成により口当たりが柔らかく複雑味も加わっているため、濃いめに味付けされた料理には、よく合います。
    中でも和食を合わせるなら、すき焼きや肉じゃが、魚の照り焼き、鰻の蒲焼、マグロのねぎま鍋、といった甘辛い醤油の味付けがぴったりです。また、丸みのある果実味の中にスパイスのような風味も感じられるので、洋食であれば、ハンバーグやステーキ、ビーフシチュー、牛肉のトマト煮込みなどトマトを使った料理は、ブラック・クイーンの豊かな酸味を引き立たせてくれます。
    和・洋・中 問わずご家庭の料理と合わせやすいワインですので、是非ご自宅の食卓でお楽しみください!

◆受賞歴&評価



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