赤黒系果実の華やかな香りとやわらかくしなやかな味わい ◆ワインの味わい(テイスティングコメント) 日本のワインぶどうの父「川上善兵衛」が世に送り出した 「ブラック・クイーン」と「マスカット・ベーリーA」をブレンドして、 それぞれの特長を活かしながらバランスの良い味わいの赤ワインに仕上げました。 ブラック・クイーン由来のプラム、アメリカンチェリーのような赤黒系果実や針葉樹を想わせる香りとともに、 口当たりは力強く、中盤からはマスカット・ベーリーA特有のやわらかい甘さが全体を優しく包み込み、 心地よい余韻となって続いていきます。 ◆品種 登美の丘ワイナリー 自園産ぶどうを100%使用。 使用している品種は、ブラック・クイーン:72%、マスカット・ベーリーA:28%。 「ブラック・クイーン」は川上善兵衛が1927年に交雑(交雑番号:4131「ベーリー♀」×「ゴールデンクイーン♂」) 果皮は紫黒色で果実は欧州系品種のように小粒になるぶどう品種です。ワインにすると濃厚な色合いと十分な酸味が特徴的で、飲みごたえがあるワインに仕上がります。 「マスカット・ベーリーA」は川上善兵衛が1927年交雑(交雑番号:3986「ベーリー♀」×「マスカット・ハンブルグ♂」) 日本を代表する赤ワイン用品種で、降水量が多い日本の気候にもに適しているため、日本全国の幅広いエリアで栽培されています。 実は比較的大きめで、ワインにするとイチゴ様の香りが特徴的な、軽やかなタイプからどっしりとしたタイプまで様々な味わいのワインに変化します。 このワインは、そんな善兵衛品種のそれぞれの特長を活かしながらバランスの良い味わいの赤ワインに仕上げた登美の丘ワイナリーの新境地です。 ◆サントリー 登美の丘ワイナリー ぶどう栽培の理想郷、登美の丘。 “登って美しい丘”に由来する「登美の丘ワイナリー」。 南に富士山を仰ぎ、眼下に甲府盆地を望む登美の丘。 この風光明媚な丘陵でぶどうをつくり続けて100年の歳月が過ぎました。 世界に誇る日本ワインをつくりたい。 先人たちの夢と、それに続くつくり手たちのたゆまぬ努力が醸し出す“百年品質”の日本ワイン。 それは、“自園産ぶどう100%”にこだわり、サントリーが頑なに土からつくりあげた、最高峰のワインです。 この美しい丘は、実はぶどう栽培に理想的な環境に恵まれています。 【雨が少ない】年間降雨量:約1100mm(日本平均約1600mm) 【日照時間が長い】年間日照時間:約2250時間(日本平均約1900時間) 【昼夜の寒暖差がある】標高が高いため昼夜の気温差は10℃以上になる日が多い。一日の気温差が大きいほど、ぶどうは色が濃くなり、糖度を高めていきます。 上記の通り、良質なぶどう栽培に求められる3つの環境条件が揃っています。 ◆お料理とともに ブラック・クイーン特有の酸と力強さと、マスカット・ベーリーAの華やかな果実味と特有の土のような香りは、 豚の角煮や鶏肉のトマト煮込みのような、お肉煮込み系の料理とは相性がよいです。 また、お魚ならマグロやカツオといった赤身の魚と良く合いそうです。 日本で生まれた品種らしく、日本の家庭料理には幅広く合わせられるバランスの取れた味わいなので、 お気軽にご自宅でお楽しみいただけます。 ◆受賞歴&評価 ご注文はこちら ※お客様都合による返品は原則として承っておりません。 実店舗と在庫を共有しているため、売り切れる場合がございます。予めご了承下さい。