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2014年、塩尻地区では9月中旬まで天候に恵まれ、順調に生育は進みました。後半からは台風の影響による降雨がありましたが、一方で、気温の低下とともにアロマが果実に十分蓄積され、成熟した高品質なブドウの収穫が出来ました。
また、登美の丘ワイナリーでは、4月以降7月まで雨が少なく、好天が続きましたが、8月に入るとお盆前後から雨がちの天気が続きました。しかし9月に入ると一転好天に恵まれ、また最適な昼夜の寒暖差をもたらしました。その影響でブドウの香り、適度な酸を保持しながら糖度も色付きも順調に進み、完熟し、凝縮したブドウを収穫することができました。
それらの国産ぶどう100％を使い、「ラフィットの価値観」を通じて見出した2014年ヴィンテージの個性 “やわらかでエレガントなワイン” を目指してアッサンブラージュしました。
「塩尻のメルロ」からはやわらかさを、「登美の丘ワイナリーのカベルネ」からは余韻の強さを、そしてメルロ55％、カベルネ・ソーヴィニヨン43％、マスカット・ベーリーA1.2％、ブラック・クイーン0.8％という「各品種の最適な割合」からは優雅さを感じられます。
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