2013年のかみのやまエリアは、7、8月の天候不順の影響でぶどうの成熟は前年よりもやや遅めに推移。しかしながら9月の後半からは好天が続いたので、アロマ(品種香)の蓄積と種も完熟するのを待って10月下旬に収穫することができました。
収穫した果実は、冷蔵輸送後、低温で100%除梗。ステンレスタンクで入念に醗酵管理を行なった後、やわらかい酸味に仕上げる為のマロラクティック発酵を実施しました。その後、ほとんどをフレンチオークの樽にて熟成させました。
特別なことはせず、産地・果実のポテンシャルを最大限引き出すことに留意しながら、よく熟したメルロからエレガントなワインが出来上がりました。
|