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造り手にふれる
#1 Breakthrough

「カラブリアのワインを世界へ」。
伝統の品種を守りながら、その価値を伝えていくために 2016/8/17

リブランディ社
マーケティングマネジャー
パオロ・リブランディ氏

レッジョ・カラブリア生まれ。ミラノ大学でワイン市場のマネジメントと醸造学修士課程を修了。北米、アジア、ヨーロッパを中心に、1年のうち4 か月は海外でリブランディ社ワインのプロモーションを精力的に行う。父、兄弟、親類とともにリブランディ社のマネジメントに関わり、創業者アントニオ・リブランディ氏は伯父にあたる。

カラブリアのワイン造りには、
歴史があります

イタリア・カラブリア州でのワイン造りの歴史は古く、ギリシャ人が入植した紀元前までさかのぼります。ですからカラブリアでぶどうを育て、ワインを造るという作業はとても身近で、多くのカンティーナ(ワイナリー)があります。出来上がったワインを樽に詰め、その場で量り売りするのが主流でしたが、私たちは1950 年代にワイン造りを本格的なビジネスとしてリブランディ社を起こし、ワインを瓶詰めして販売するようになりました。

地元の人に来てもらうだけでなく、自らの足で売り歩き、カラブリア州内、イタリア国内、海外へと販路を広げていきました。今では生産量の55%をイタリア国内で消費し、残りの約半分を海外へ輸出しています。

土着品種のポテンシャルを上げる取り組み

転換期は1980 年代、土着品種のワインを海外へ広めようとしたときでした。未知のものに遭遇したとき、人は手を伸ばしたがらないものです。“ガリオッポ” という耳慣れない品種は、はじめ海外で受け入れられませんでした。そこで国際的に知られたカベルネ・ソーヴィニヨンとブレンドして売り出したところ、興味を持っていただけたのです。私たちはカラブリアの土着品種に誇りを持っており、畑ごとのぶどうのユニーク性を重んじていますが、新しい機会を得るには発想の転換が必要でした。

こうした試行錯誤を重ね、出来上がったワインが「グラヴェッロ」でした。凝縮味がありバランスのとれた味わいは、アメリカ市場を開拓するきっかけとなりました。

まずは馴染みのあるぶどう品種と掛け合わせ土着品種を知ってもらい、次のステップで100%土着品種の味わいを知ってもらう。そして少しずつ、地中海の風や太陽を感じていただけるカラブリアらしいワインの味に親しんでいただければと思っています。

リブランディ社の後継として生きること

多くのイタリア企業がそうであるように、私たちもファミリー経営であり、そこには良い面もあれば、課題もあります。何よりワインのラベルにファミリーの名前が刻まれ、ワインの歴史がそのままリブランディ家の歴史であることは、私自身なんとも感慨深く、仕事への情熱がこみ上げてきます。

しかし、代々引き継がれる経営の強い絆を保つには、後継者のみならずその家族も優秀でなければなりません。幸いリブランディ社は人材にも恵まれ、ローカル企業からグローバルブランドへと成長してきました。これからも、カラブリアの風土や文化の詰まったワインを世界中の人々に届けていきたいと思います。

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