＜ワインについて＞
カルトワイン『キスラー』にも使用される銘譲畑
1969年にウォーレン・ダットンが開拓したダットン・ランチは西ソノマ・カウンティの中では最も古い畑の一つです。ブドウの樹は『ゴールドリッジ』と呼ばれる水はけの良い土壌で、苦しみながらも小粒で味わいの凝縮した実を付け、深みのある味わいと舌触りをワインに与えます。アロマティックでトロピカルな香りとミネラル感は『フランスのコルトン・シャルルマーニュを髣髴させる』と、世界で称されています。
100％フレンチオーク（35％新樽）
ロバートパーカー
WINEADVOCATE 93ポイント獲得
＜ワイナリーについて＞
1986年、カリフォルニア州ソノマにドナルド・パッツ、ジェイムス・ホール、アンヌモーゼス、ヘザーパッツの4名により共同で設立しました。以来、一貫してピノ・ノワールとシャルドネだけに特化し、高い評価を得続けている造り手です。
彼らの最大の特長は、自社畑は持たず、ナパ・ソノマの銘壌畑の栽培家と契約し、厳選したブドウを調達しワイン造りを行っていることです。
出来るワインはアメリカでも最も著名なピノ・ノワールとシャルドネのひとつに称され、ワイン評論家をはじめ、有名レストランでもオンリストされています。
ヴィンテージごとのコンディション差とは無縁に、継続的な高評価を受け続けているパッツ＆ホール。2016年4月ロバートパーカーのワインアドヴォケートにおいて、2014年ヴィンテージの実に9アイテムが90点超えをしています!
弊社でも販売中の「ハイドヴィンヤード・ピノ・ノワール2014」「チェノウェースランチ・ピノ・ノワール2014」はなんと94点!!
世界中で注目を浴びる垂涎のカルトワインは極少量の割り当てでのご案内となり、6本の限定販売となります。貴重なこの機会をお見逃しなく!!
アメリカではブドウ栽培と醸造の分業化が進んでおり、その名前をワイン名に残す程の数々のスター栽培家も存在しています。
パッツ＆ホールは、ロシアンリヴァーヴァレー、カーネロス、メンドシーノ、ソノマコースト、サンタルシアハイランズの銘壌畑の栽培家と契約し、厳選したブドウを調達しワイン造りを行っています。契約している35のぶどう栽培農家には自分たちが求める方針での栽培を徹底しています。
多いときでは週に2回はそれぞれの畑をチェックし品質を確認に行くほどです。これらのブドウ栽培家はパッツ＆ホールファミリーの一員としてワイナリーの根底を支えています。
伝統的なブルゴーニュスタイルの醸造法と革新的な設備を持ったワイナリーの近代的技術を組み合わせ、それぞれの土地の個性を最大限に表現することを重視しています。
ワインはそれぞれの畑のブドウにあった樽を選び、造られます。
樽の品質の違いがワインの味わいに影響を与えてはいけないという理念のもと、樽の材料となる樽材を毎年購入し3年間ストックするシステムを作り、36ヶ月シーズニング（自然乾燥）させてからブルゴーニュの樽業者「フランソワフレール」でフレンチオーク樽を特注しています。これにより、複雑味とスパイシーさ、樽由来の自然の甘みを感じさせる味わいを造り出しています。また、多くの樽に見られる木っぽい収斂性やざらついたタンニンをワインに出さなくなります。このひと手間もふた手間もかけた工程のおかげで、パッツ＆ホールはほとんど新樽をつかっているにもかかわらず、ワインのスタイルはフィネスと深み、複雑味を持ったワインに仕上がります。
