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造り手にふれる
バローロの名門「フォンタナフレッダ」から CEOロベルト・ブルーノ来日記念バローロを極める特別セミナー

10月22日(土)、イタリア食材・ワイン専門の輸入業者、モンテ物産が営業するイタリアンショップPicco(ピッコ)に隣接するテストキッチン会場にて、イタリア・ピエモンテ州を代表する銘酒にしてワインの王様とも呼ばれる「バローロ」のテイスティングセミナーを実施致しました。

今回おこしいただいたのは、バローロの名門「フォンタナフレッダ社」のCEOロベルト・ブルーノ氏。
イタリア国王の所有地であった伝統ある畑から生産されるバローロ、豪華6種を飲み比べる、正に「バローロを極める」セミナーとなりました。

世界的なバローロのプロモーション企画バローロ・ウィークの期間中という事もあって、CEO自ら熱のこもったお話しが聞け、最後には、限定の木箱入り、バローロアートラベルBOXセットのご案内もいただけました。
イタリアワインの王様たる所以を知り、是非、ご自宅で王のワインバローロをお楽しみいただければと思います。

ミラフィオーレ&フォンタナフレッダの歴史

フォンタナフレッダ社の歴史は古く、イタリア初代国王、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の時代まで遡ります。ミラフィオーレのバローロの繁栄から、銀行へ売られてからの商標売却、フォンタナフレッダブランドでのバローロ生産から、2009年、70年ぶりのミラフィオーレブランドの復活まで、波乱の道程をたどりますが、常にバローロを第一線で生産してきました。

17世紀
サヴォイア伯カルロ・エマヌエーレ1世がトリノの南の郊外の土地を購入。
(たくさんの花が咲き乱れていたことから「ミッレフローラム」と呼ばれていた)
19世紀半ば
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世(イタリア初代国王)がミッレフローラムの土地を第二夫人 ローザ・ヴェルチェッラーナのために購入。
1859年
ミッレフローラムと彼らの屋敷のあるセッラルンガ・ダルバの土地の名前をとって、王がローザに「ミラフィオーレ・フォンタナフレッダ伯夫人」の称号を与える。
1878年
王とローザの息子エマヌエーレ・アルベルト・ミラフィオーレはセッラルンガ・ダルバ村にワイナリーを創設し、カーザ・エマヌエーレ・ディ・ミラフィオーレと名づける。
(これがフォンタナフレッダ社の前身となる)
1880年代〜90年代
ヨーロッパ各地の展示会でミラフィオーレのバローロが高い評価を受ける。
20世紀
ミラフィオーレの繁栄の時代が始まる。生産力と販売力がUPする。
第一次世界大戦中
世界にワインを販売するようになり、軍隊へもワインを供給する。
1913年
カーザ・エマヌエーレ・ディ・ミラフィオーレはすべての労働者が社会保障を受けられる制度を導入する。
1915年頃
従業員が200人まで増え、40世帯以上の住民が敷地内で生活する。
1919年
エマヌエーレ・アルベルトの後を継いだ息子のガストーネがビジネスパートナーとともに株式会社ミラフィオーリ・ヴィーニ・イタリアーニを創設。
実際は、ワイナリー運営を離れて政治家としての活動に集中する。
1932年
屋敷と土地がモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行に、ミラフィオーレの商標はガンチア家に売却される。
2009年
フォンタナフレッダ社の新たなオーナーとなったオスカル・ファリネッティとルカ・バッフィーゴ・フランジェリがミラフィオーレの商標を再取得する。

ワイナリー創業者:エマヌエーレ・アルベルト・ミラフィオーレ伯爵の功績

イタリア初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世とローザ・ヴェルチェッラーナの間に1851年に生まれたエマヌエーレ・アルベルト・ミラフィオーレ伯爵は、43年間という短い人生の中で、「カーザ・エマヌエーレ・ディ・ミラフィオーレ」を創業し、バローロが世界的な赤ワインとして国際的評価を得る事に尽力した、偉大な功績を残した人物です。

エマヌエーレ・アルベルト伯爵は、社交的でありつつも、風変わりな一面を持っていました。当時の貴族階級の人々と言えば、女性や乗馬、酒などに大きな情熱を傾ける人が多かったのに対し、彼は真の企業家としてワイン醸造に情熱を注いだのです。
彼は、莫大な資金を投入し、ワイン産業そのものに変革をもたらしました。

■小作農制度を廃止

よいブドウの木を育て、よいワインを造る事に集中したかった伯爵は小作人を排除し、直接畑の運営に携わるべく労働者を採用し、従事/管理するという新しい方法を取り入れました。

■当時ただ広がっていただけの畑を美しく改良

当時の記者達は、「セッラルンガにあるミラフィオーレ伯爵が所有していた畑は、アルバ周辺地区の中で一番美しい。イタリアには広大なブドウ畑があるが、この畑ほどブドウ栽培者が訪れるにふさわしい畑は存在しない。」と記述を残しています。

■バローロを世界的な赤ワインに

偉大なイタリア初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の息子が造るワインとして国内外から注目を集めることにより、ランゲ地方の赤ワインから海外の展示会で高い評価を得る事が出来るようなレベルに引き上げる事に成功しました。

その為、ミラフィオーレ伯爵の早過ぎる死は、イタリアの数多くの新聞社だけではなく、海外の新聞に取り上げられた程でした。彼の死はピエモンテのワイン醸造、特にバローロ造りにおいて、偉大な功績を残した人物を失ったという事を意味していました。

ミラフィオーレブランドの分裂〜70年ぶりの帰還

20世紀に入ると、ミラフィオーレの偉大な繁栄の時代が始まり、特に第一次世界大戦の時代に生産力と販売力において驚くべき成長を遂げました。軍隊へワインを供給するなど、ワインの販売先は世界に拡大しました。

1913年に労働者の社会保障を義務づけ、住居や学校に至るまでの社会保障を充実させ、当時としてはかなり革新的な組織として知られていました。給料は中程度でしたが、このような保障が労働者の支えとなり、1915年頃には200人の従業員に加え、40世帯以上の住民が所有地内で暮らしていました。

1919年には、ビジネスパートナーとともに株式会社ミラフィオーリ・ヴィーニ・イタリアーニを創設、ビジネスを拡大しますが、1930年に倒産。
1932年に屋敷と土地はモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行に、ミラフィオーレの商標はガンチア家に売られることになりました。ミラフィオーレの商標はガンチア家が独占的に使用することになり、一方、土地とワイナリー設備を得た銀行はフォンタナフレッダの商標を使用することになりました。
そしてセッラルンガ・ダルバ村のワイナリーと切り離されたミラフィオーレの名にもはや商業的な価値はなく、世間から忘れ去られることになりました。

フォンタナフレッダ社となったワイナリーは、その輝かしい始まりと歴史を表すこの商標の再取得に非常に興味を持っていたものの、その想いは長い間凍結されていました。
しかし、2009年フォンタナフレッダ社の新たなオーナーとなったオスカル・ファリネッティとルカ・バッフィーゴ・フランジェリがミラフィオーレの商標を再び取り戻すことに成功し、70年ぶりにフォンタナフレッダ社に戻ってきました。
ミラフィオーレの名前はピエモンテの伝統を表現した特別なワインシリーズにつけられ、ミラフィオーレのワインが復活しました。

ミラフィオーレ・ルネッサンス

フォンタナフレッダ社には90年代末から取り組んできた非常に重大なプロジェクトがあります。
それはピエモンテの本物の偉大なクラシックなワインを通して、伝統の重要さを再認識・再評価するワインシリーズを造ることでした。

ミラフィオーレのワインは、70年前の当時の造りを再現した造りで、「昔のワインであり、言うまでもなく現代的なワイン」、「古いスタイルでありながらとても新しい」と表現されるようなワインです。
現代、より多くの人々がオリジナルの醸造哲学の再発見に興味を持つようになり、そのような洗練された味わいを求める人に向けた愛好家向けのブランドです。

今回は、ミラフィオーレブランドの愛好家向けの伝統的なバローロと、フォンタナフレッダブランドの飲みやすさや、畑独自のクオリティを追求したバローロ、各種6本を飲み比べました。

バローロ 2012 (フォンタナフレッダ)

名刺代わりのバローロ・クラッシコ

格付:Barolo DOCG(DOP)

ブドウ品種:ネッビオーロ

地域:
アルバの南、バローロの起源である11の村を含む地域の丘陵地の中腹から高地にある、北向き以外の様々な方角を向いた畑

土壌:第3期中新世のヘルヴェツィア期、トルトーナ期由来の、石灰と泥灰土を豊富に含む土壌

醸造・熟成:
10月上旬から中旬にかけて収穫。8〜10日間、30〜31℃に温度管理されたステンレスタンクで伝統醸造方法に従いアルコール発酵。繰り返しルモンタージュを行う。ポリフェノールを十分に抽出するとともにマロラクティック発酵を誘発させるため数日間マセラシオン。2年以上スラヴォニアまたはフランス中部産オーク樽で熟成。その後12ヶ月以上瓶内熟成。

テイスティングコメント:
ガーネットの色調を伴うルビー色で魅惑的、時間の経過とともにオレンジ色を帯びてくる。ドライフラワーや森の枯れ葉、スパイスを濃く感じる。

合う料理:しっかりとした赤身肉料理、中・長期熟成タイプのチーズ、食後酒として

CEOダニエル・ブルーノ氏をしてフォンタナフレッダ社のアイデンティティにして名刺代わりのバローロ。
昨今の凝縮感のある主張の強いバローロとは少々趣きの異なる、老舗ならではの奥ゆかしい味わい。大樽熟成らしい、おおらかさと慎ましやかな印象を兼ね備えた1本です。
ガーネットの色調を伴うルビー色で、時間の経過と共にオレンジ色を帯びてきます。ドライフラワーやドライリーフ潅木を濃く感じる、充実した香り。味わいはやわらかく温かみがあり、バランスの取れたベルベットのような余韻が長く続きます。

バローロ・セッラルンガ・ダルバ 2011 (フォンタナフレッダ)

凝縮感たっぷりのシングルヴィレッジメディテーションワイン

格付:Barolo DOCG(DOP)

ブドウ品種:ネッビオーロ

地域:セッラルンガ・ダルバの丘陵地の中腹から高地にある、南から南西向きの畑

土壌:
第3期中新世のヘルヴェツィア期由来の、豊かな石灰質を含んだ泥灰土と砂が交互に重なった土壌

醸造・熟成:
10月上旬から中旬にかけて収穫。果皮とともに30〜31℃のステンレスタンクで15日間アルコール発酵。繰り返しルモンタージュを行い、ポリフェノールの抽出を促す。1年間アリエ産のバリック(小樽)で、その後同産地の20〜30HLの樽で熟成させる。その後清澄化させ、ボトリングしさらに12ヶ月以上熟成させる。

テイスティングコメント:
輝きのあるルビー色にガーネット色の反射光。香りは強く凝縮感があり、バニラ、スパイス、満開を過ぎた頃のバラ、森の繁みなどを感じる。口当たりはドライで、やわらかく丸みがありベルベットのようになめらか。全体の調和がとれていて、余韻が続く。

合う料理:しっかりとした赤身肉料理、中・長期熟成タイプのチーズ

セッラルンガ・ダルバはバローロ生産地区のなかでも条件のよいエリアで、フォンタナフレッダ社の本拠地。この限定エリアのネッビオーロだけを使ったバローロは、2年間の樽熟成、1年間の瓶内熟成を経てリリースされます。輝きのあるガーネット色。バニラ、クローブ、シナモン、タバコ、皮、干したバラやプラムなど非常に複雑な香り。豊かなボディに、なめらかなアタック、凝縮感のある味わいが特徴的で、余韻が長く続きます。
*斬新なストライプのラベルは、かつてヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のサヴォイア王家の所有地であり、現在はフォンタナフレッダ社の醸造庫となっている、荘厳な建築物の壁面の模様を象徴しています。"伝統"と"革新"を融合させたデザインは、まさにフォンタナフレッダ社のワイン造りの精神を表現しているのです。

バローロ・ラ・ローザ 2010 (フォンタナフレッダ)

バローロにおけるグランクリュ(特級)格付けの銘醸畑

格付:Barolo DOCG(DOP)

ブドウ品種:ネッビオーロ

地域:セッラルンガ・ダルバに位置する、南〜南西向きの畑

土壌:石灰質の泥炭土と粘土からなる土壌

醸造・熟成:
10月上〜中旬に収穫。除梗・破砕後、32〜33℃の温度ですぐにルモンタージュを行い、3日間頻繁に繰り返す。20〜30日マセラシオンさせ、デレスタージュを行う。アルコール発酵後に20℃のタンクでマロラクティック発酵。アリエ産のオーク樽(50%新樽)で1年、20〜30HLの樽に移しさらに1年熟成。清澄後にボトリングし、1年間の瓶内熟成を経てリリース。

テイスティングコメント:
ガーネットの色合いをもつルビー色。乾燥したバラやスミレ、タバコ、森の下草、スパイス、バニラなどの複雑な香りが広がる。口当たりはとてもなめらかで、細やかなタンニンと上質な酸、凝縮した果実味がよく調和している。様々なフレーバーを感じる余韻が長く続く。

合う料理:赤身肉料理、熟成タイプのチーズ

フォンタナフレッダの創設者の母、ローザ伯爵夫人に捧げられたことに由来するラ・ローザ畑は、フォンタナフレッダの所有地の中でも非常に美しく、素晴らしいワインを生み出す畑の一つです。ブドウは南と南西に面して植えられ、ランドスケープは円形競技場のようになっており、熱が果実を良く熟させます。
ラ・ローザの畑で造られるバローロは、調和のとれたワイン。ヴェルヴェットのような滑らかさ、エレガントさ、スパイスや乾燥したバラを思わせる密度の濃い心地よいブーケが感じられます。

ミラフィオーレ・バローロ 2012

愛好家向けの伝統的なバローロ

格付:Barolo DOCG(DOP)

ブドウ品種:ネッビオーロ

地域:セッラルンガ・ダルバにある丘陵の南西に開けた畑

土壌:石灰岩と泥灰土、砂を含んだ堆積土壌

醸造・熟成:
伝統的な発酵方法により、30〜31℃の温度管理下で、12〜15日間ステンレスタンクで果皮とともにアルコール発酵。さらに30〜40日果皮とともにマセラシオンの後マロラクティック発酵。20〜140HLの中型から大型の木樽で約2年間熟成させ、ボトリング後瓶内熟成。

テイスティングコメント:
快活で凝縮感があり、バニラやスパイス、乾燥したバラの花、低木の木立の香り。味わいは辛口、口当たりはまろやかでしっかりとしたボディがあり、調和のとれたタンニン、生き生きとした酸はバランスがよく、長い余韻はナツメグやローリエの葉、黒コショウ、赤い実のフルーツやリコリス(甘草)を思い起こさせる。

合う料理:肉料理、ジビエ

復刻したミラフィオーレブランドでは、伝統的な醸造方法により、バローロやピエモンテワインの愛好家向けのクラシカルで、力強いワインが造られています。
このワインもミラフィオーレの入門編バローロでありながらも、非常に重厚感のある1本で、もう少し熟成させて楽しみたい印象ですが、今でもふくよかでエレガント。

ミラフィオーレ・バローロ・ラッツァリート2008 

単一畑から造られるパワフルバローロ

格付:Barolo DOCG(DOP)

ブドウ品種:ネッビオーロ

地域:
セッラルンガ・ダルバの丘陵地の中腹から高地に位置する、南と南西向きの重要なクリュ(単一畑)“ラッツァリート”

土壌:
第3期中新世のヘルヴェツィア期由来の、豊かな石灰質の泥灰土
灰色がかった白色の土壌

醸造・熟成:
除梗、破砕されたブドウを32〜33℃に温め、同時にルモンタージュする。最初の数日間は特に高い頻度で行い、タンニンと色素の抽出を促進する。発酵が進みアルコール度数が高くなるにつれルモンタージュの回数を減らし、温度を25℃まで下げる。
この間にデレスタージュする。その後、果帽をワインの中に沈めた状態でさらに40〜45日発酵させる。最後にセメントタンクに移され20℃でマロラティック発酵する。
熟成は20〜140HLの木樽で2年、ボトリング後瓶内でさらに一定期間行う。

テイスティングコメント:
ルビー色にガーネット色の反射光。芳醇な香りにはっきりとした完熟プルーン、タバコ、乾燥キノコ、ミント、ローズマリー、シナモンを感じる。口に含むと、濃いタンニンを感じ、凝縮感とやわらかみのある、調和のとれた味わい。

合う料理:しっかりとした赤身肉の料理、中・長熟成タイプのチーズ

“ラッツァリート”は、セッラルンガにあるクリュ(単一畑)の名前。ブルゴーニュワインで言うグランクリュ(特級畑)に匹敵し、今ピエモンテでもMGA(Menzioni Geografiche Aggiuntive)と呼ばれるクリュの呼び名が出てきました。
2008年は過去10年の中でもパワフルな酒質が出来たヴィンテージで、これから先、数年間は熟成させてから楽しみたい1本です。

ミラフィオーレ バローロ・リゼルヴァ 2007

ヴィンテージの作柄を表現したリッチな造りの1本

格付:Barolo DOCG(DOP)

ブドウ品種:ネッビオーロ

地域:セッラルンガ・ダルバとバローロにある南、南西、西向きの畑

土壌:第3期中新世のヘルヴェツィア期、トルトーナ期由来の豊かな粘土質と石灰質の泥灰土

醸造・熟成:
伝統的醸造方法により温度管理されたステンレスタンクで12〜15日発酵。果帽をワインの中に沈めた状態で30〜40日間発酵させ、ポリフェノール分の抽出を促進させる。3年間中樽・大樽(20〜140HL)で熟成させ、マロラティック発酵が終わる頃にブレンドする。その後にセメントタンク、瓶内で計2年熟成させる。

テイスティングコメント:
濃いガーネット色で、香りはスパイシーなアブサン・リキュールや、カカオ、ミント、ブラックチェリー、革、乾燥キノコを思い起こさせる。重厚感のあるボディで、ベルベットのような甘みのある口当たり。アルコールをしっかりと感じる長い余韻が口いっぱいに広がる。

合う料理:しっかりとした赤身肉の料理、中・長熟成タイプのチーズ

リゼルヴァは樽で4年、瓶で1年の熟成を要するため、造る生産者が非常に少ない銘柄です。フォンタナフレッダ社では、単一畑(ラ・ローザ、ラッツァリート)は土地や畑の個性を表現させ、リゼルヴァでは、そのヴィンテージの個性を表現させ、コンセプトの違いを出しているそうです。
このリゼルヴァは、ボリューム感のある非常にリッチな酒質で、ゆうに30〜50年は熟成できるポテンシャルを持っています。20年、30年先に、そのヴィンテージを思い出しながら飲みたい逸品です。

CEOのロベルト・ブルーノ氏いわく、自宅のソファーでゆったりとした時間を楽しみながら飲んで欲しいワインです。

※英国デカンター誌2016年ワールドワインアワード プラチナ受賞

※CEOのロベルト・ブルーノ氏が、ブルゴーニュのグランクリュ(特級畑)格付け制度のような、バローロのMGA(Menzioni Geografiche Aggiuntive)を説明する時に描いた直筆の図です。
非常に分かり易かったので、フォンタナフレッダシリーズのバローロボトルを配置してみました。

現代アートの巨匠「ウーゴ・ネスポロ」がデザインした木箱入り限定セット

今回のセミナー開催を記念しまして、フォンタナフレッダ社が世界中で展開するバローロウィークを記念してリリースするヴィンテージバローロセットをカーヴ・ド・ヴァンにて限定販売いたします。

この芸術的作品であるワインにふさわしいエチケット(ラベル)とスペシャルボックスを、ピエモンテ州出身でもある、21世紀を代表するイタリア現代アートの巨匠ウーゴ・ネスポロ氏がフォンタナフレッダ社のために特別にデザインしました。

今回、このボックスセットを内包される6ヴィンテージ(1996・1998・1999・2000・2005・2010)はいずれも、バローロを代表するビックヴィンテージで、この銘柄(バローロ セッラルンガ・ダルバ・リゼルヴァ)自体が、通常手に入らない銘柄です。
またとないこの機会に是非お買い求めください。

最後に

セミナー後半に、ブルーノ氏が突然、紙にヴィンテージを書き始めました。
「今書いたヴィンテージは、この80年で非常に素晴らしい出来のバローロが生産されたヴィンテージです。
本日ご参加の方で、該当ヴィンテージの生まれ年の方がいらっしゃったらプレゼントを差し上げます。」との事。

お客様の中で1名、見事1967年生まれの方がいらっしゃいまして、バッチリプレゼントをゲット。ブルーノ氏としっかりと握手をされていました。

そんなサービス精神旺盛のブルーノ氏のバローロセミナーもこれで終了。
バローロの歴史と伝統そして、現在の革新までを、実際のワインを交えて体験できる貴重なセミナーでした。

バローロは、決して誰もが飲みやすいというワインではないと思いますが、この歴史が支える味わいの凄味は、知れば知るほどに深く、印象深く心に刻まれまるような気がします。
何かに記念日に、取っておきのお肉料理を食べる時に、是非ワインの王様バローロを手にとってみてください!

← ブルーノ氏の直筆、バローロ優良ヴィンテージ。
ご自身の生まれ年と照らし合わせてみてください。

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