• ワインと人と響きあう
  • イタリアお祭りワイン12本セット
  • 東京開催【9/6(水):50名限定】 アルゼンチンのライジングスター 「トリヴェント」フリーテイスティング参加チケット
  • 南仏のエレガンス シャトー ド ラスコー 3本セット
  • ヤルンバワイシリーズyourwine6本セット
  • 魚料理に合う白ワイン4本セット
  • オーストラリア最古の家族経営ワイナリー ヤルンバプレゼントキャンペーン
  • 内藤ソムリエと利く 日常に楽しめる極上イタリア白ワイン5本セット
 
造り手にふれる

ブルネッロの名門「バンフィ社」
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノを知るランチ会を開催しました

2017年3月25日(土)、大阪堂島にあるカーヴ・ド・ヴァン大阪店にて、「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」の名門バンフィ社からエリアマネージャーのパオロ氏と醸造家のマリカ氏をお招きしてランチ会を開催しました。

会場はお隣の熟成肉専門店「エイジングハウス1795」さんにてワインに合うお肉料理を提供していただき、26名の会員の方にご参加いただきました。

まずはゲストのおふたりのご紹介をします。
パオロ・ファッシーナ氏、2009年より、バンフィ社の北アジアエリアマネージャーを務めています。「日本は全国回っていますが、特に大阪は人柄がフレンドリーなところがあり、好きです。」と笑顔で挨拶をされました。

次にマリカ・メンカレッリ氏。
「バンフィ社で20年目になります。これまで自分自身、人間的にもキャリア的にもバンフィ社で育てられたと思い、そのことをとても誇りに思っています。」と少し緊張した面持ちで挨拶をされました。

バンフィ社
北アジアエリアマネージャー
パオロ・ファッシーナ氏
1970年イタリア・クレモナ生まれ。
フィレンツェ大学卒業(ワインビジネス&マーケティング専攻)。
AIMS、AIS認定ソムリエ資格取得。
大学卒業後、トスカーナ、キアンティ地区のワイナリーにてイタリア国内外マーケットのマーケティング・プロモーションを担当。その後、香港のレストラングループにて、ワインセレクト、スタッフトレーニング、ワインテイスティングイベントなどを担当。
2009年より、バンフィ社の北アジアエリアマネージャー。
バンフィ社
エノロゴ、品質分析担当
マリカ・メンカレッリ氏
シエナ国立農業工学高等学校にてブドウ栽培及びワイン醸造学を専門的に学ぶ。
その後フィレンツェ大学農業学部食品工学科に進み、さらに智見を広め、卒業論文ではブルネッロ・ディ・モンタルチーノをテーマとし、醸造条件がフェノール系成分に及ぼす影響について執筆。
1999年にバンフィ社に分析技術者として入社。
2006年からは最高醸造責任者のルーディ・ブラッティ氏の指揮のもと、醸造スタッフの一人として勤め、発酵、熟成、ボトリングに至る醸造の全工程における官能品質分析検査を担当している。

バンフィ社について

1970年代初めブルネッロ・ディ・モンタルチーノは当時、アメリカで一部の愛好家から需要が出始めた創成期でした。当時、アメリカでイタリアワインの輸入販売を行うマリアーニファミリーはモンタルチーノ地区の優良生産者のひとつ、ポッジョ・アッレ・ムーラ社のワイン輸入を始めました。

同ワインの流通が軌道に乗った1977年、ポッジョ・アッレ・ムーラ社のオーナー、マストロパオロ氏は自らの高齢と後継者不在を理由に、マリアーニ家へワイナリーの売却を持ちかけます。
1978年、モンタルチーノ南西地区にこうしてバンフィ社が設立されました。

現在は850ヘクタールのぶどう畑を所有しています。年間生産本数が1000万本を超える大きなワイナリーですが、敷地内のそれぞれの畑で多様なブドウ品種を丁寧に栽培しており、その点においては小さな造り手と変わらない細やかな作業を徹底しています。

モンタルチーノとサンジョヴェーゼ

モンタルチーノの気候は、典型的な地中海性気候です。丘陵地のため、日中と夜間の気温差も大きく、ブドウは晩秋までじっくりと熟すことができます。
このような気候風土により、糖、アルコール、酸、タンニンのバランスが非常によく、長期の醸造・樽熟成と瓶内熟成によりワインが豊かな変化を見せるのも特徴です。

モンタルチーノ地区で収穫されるサンジョヴェーゼは、キアンティなどの他の地区のサンジョヴェーゼと比べて一般的に果皮がグロッソである(= 厚い)ことから、『サンジョヴェーゼ・グロッソ』と呼ばれています。バンフィ社で収穫されるサンジョヴェーゼは、1房あたり180〜200gにおさえられています。
これは、水はけがよく、深層部に水分を多く蓄えた土壌で栽培していることに起因します。
同じサンジョヴェーゼであっても、表層部に水を多く蓄えている土壌で育ったブドウは、1房あたり400gほどまでに育ってしまい、ハイクオリティワインを造るには大き過ぎると言えます。

それに比べ、バンフィ社のサンジョヴェーゼは、ブドウ1粒当たりの重量割合においても、アントシアニンやタンニンなどのエキス分を多く含む果皮の部分は、水分を多く含む果実部分に対して、15%以上という理想的な比重となっています。

発酵槽Horizon システムの導入

バンフィ社では90年代から、容器自体である発酵槽の表面のオーク材からの微量の酸素とタンニンがワインによい影響を与える、という点に着目し、新たな発酵槽の開発に取り組んできました。
近年のステンレスタンク使用で利点とされる、プレス後の果皮や種の排除方法、温度管理、ルモンタージュ(果汁を発酵槽内で循環させる)をオーク製発酵槽でも実現すべく、10年間実験を重ねてきました。
その結果、発酵槽の側面はオーク材、上下にステンレス素材を備えたオーク材発酵槽「Horizon システム」が完成しました。側面から酸素とオークのタンニンを自然供給しながら、上下のステンレスにて発酵中の温度管理、ルモンタージュを可能にしました。

サステナビリティーへの取り組み

バンフィ社は、企業活動における社会的責任を果たすという企業の責任をいち早く認識し、実行に移した先駆者と言えます。
その企業活動の中でも近年特に力を入れているのが、サステナビリティーへの取り組みです。
バンフィ社の哲学として根付いている、5つの柱(地域、情熱、品質、伝統、改革)に加え、今日ではブドウ栽培におけるエコ・サステナビリティーに対する活動もより一層注意深く、正確に取り組むようになりました。

例えば、ボトルの重量を570gから400gに軽量化を図ることにより、エネルギーの消費を減らすとともに、CO2排出量を削減することができます。

その他、肥料や化学農薬の使用を厳密に管理し、散布量を最低限に抑え、環境に低刺激なものを使用しています。「水は限られた最も重要な要素である」という考えから、従来の灌漑設備からマイクロ灌漑へ移行する、等の環境に配慮した企業活動は、社外の科学研究組織にも認められており、ISOをはじめとする多くの認証も取得しています。

ワインテイスティング

今回のランチ会で試飲したアイテムはこちらの7本です。

  • ●バンフィ・ブリュット NV
  • ●“レ・リメ” トスカーナ 2015
  • ●“コル・ディ・サッソ” トスカーナ 2014
  • ●ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2014
  • ●ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2011
  • ●ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2009
  • ●ポッジョ・アッレ・ムーラ 2011

バンフィ・ブリュット

乾杯で皆さんと一緒に飲んだバンフィ・ブリュットはピエモンテ州で醸造しています。シャンパーニュと同じ、メトドクラシコ製法。シュールリーで24ヶ月の瓶内熟成。

輝きのある淡い麦わら色、細かく持続性のある泡がまっすぐに立ち昇り、食卓に華やかさを与えてくれます。

爽やかで生き生きとした酸との調和のとれた味わい、香り高くすっきりとした後味が特徴です。仄かに香るトースト香が食欲をそそります。天ぷらやお寿司に合わせて楽しんでいただくのも良い1本。

乾杯の一杯がら、たちまち「おかわり!」の言葉があちこちから聞こえてきました。

《ブドウ品種》
ピノ・ネーロ、シャルドネ、ピノ・ビアンコ

“レ・リメ” トスカーナ 2015

フリーランジュースをステンレスタンクにて低温で発酵させ造られた白ワイン。
緑色を帯びた麦わら色の外観と、フルーティで爽やかな香り、酸味のバランスのとれたフレッシュな味わい。
シャルドネとピノ・グリージョの良い個性がバランス良く感じられます。

芳醇で非常にフレッシュな味わいが食事を選ばず、飲み疲れしない、身体に染み渡るワインです。

“レ・リメ”とは「韻」の意味で、ハーモニーのとれたワインを表しています。

《ブドウ品種》
シャルドネ、ピノ・グリージョ

単品購入はこちら

※試飲は2015年ヴィンテージでしたが、商品のご紹介は2016年となります。

“コル・ディ・サッソ” トスカーナ 2014

“コル・ディ・サッソ”とは「石の丘」の意味で、モンタルチーノの石の多い土壌を表現しています。
カベルネソーヴィニヨンとサンジョヴェーゼの若々しい赤ワイン。濃いルビー色が鮮やかでフレッシュかつ、スパイシーで厚みのある香り。
芳醇で柔らかみがあり、バランスがとれている早飲みワインです。
しっかりとしたプリモピアットや牛肉のタタキ、鶏肉料理などと良く合います。

《ブドウ品種》
カベルネ・ソーヴィニョン、サンジョヴェーゼ

ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2014

紫色を帯びた濃いルビー色。凝縮感があり、フレッシュでフルーティ。
2014年ヴィンテージは非常に難しい年でした。春に雨が多かったため、果実が育たなかったのです。糖分よりも酸の量が多いので、ルモンタージュのタイミングや発酵温度に注意しながら醸造し、柔らかな仕上がりにできました。

若飲みワインであり、収穫後一年で販売されます。

口に入れると非常に柔らかく感じられ、半分を大樽で熟成しているので軽く木の香りが感じられます。

《ブドウ品種》
サンジョベーゼ

単品購入はこちら

※試飲は2014年ヴィンテージでしたが、商品のご紹介は2015年となります。

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2009/2011

ブルネッロはサンジョヴェーゼを最大限に表現したワインで、私たちのテロワールを最大限に表現したワインでもあります。サンジョヴェーゼはトスカーナに適したブドウ品種。特にモンタルチーノでは他の地域では到達できない品質を生み出します。
2年間の樽熟成を経て、収穫年から5年後に販売されます。

2011年は春に雨が降らず、6月7月が涼しかったため、ブドウは健康に育ちました。9月以降は非常に暑く、果実の選別を厳しく行う必要がありました。その努力もあり、タンニンやアロマ、アントシアニンなどの旨味成分たっぷり、フィネスを感じさせるヴィンテージワインに仕上がりました。

2009年マグナムボトル
非常に良く仕上がったヴィンテージ。春に雨がたくさん降り、夏は昼が暑くて夜は涼しいというブドウ果実の成熟には最高の天候でした。先の2011年と飲み比べて味わいの違いを感じ取っていただくと楽しいと思います。

マリカ氏が来日して食べたA5ランクの神戸とのマリアージュは最高だったと笑顔で教えてくれたことが印象的でした。日頃の自分へのご褒美に霜降りの和牛肉とこのブルネッロをあわせてみてはいかがでしょうか?

《ブドウ品種》
サンジョヴェーゼ

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 1.5L 2009

単品購入はこちら

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 750ml 2011

単品購入はこちら

ポッジョ・アッレ・ムーラ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2011

そして、歓談も少し落ち着いたところでこの会のスペシャルサプライズ!!
試飲リストに掲載されていなかった特別なワインが振舞われました。

ポッジョ・アッレ・ムーラはバンフィ社所有の最も重要な畑。創業以来続けてきた土壌とブドウ栽培の分析、サンジョヴェーゼと醸造の成果を具現化したブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。10年かけて選び抜かれた3つのサンジョヴェーゼのクローンから造られました。フランス産の小樽と大樽で約2年熟成させます。通常のブルネッロよりも長期熟成のポテンシャルを更に感じさせる素晴らしいワインです。非常にエレガントで力強さ、濃い色、熟した果実、木樽のバニラ香が感じられます。複雑味としっかりとした骨格、味わいは飲む人を唸らせる文句なしの逸品。

サプライズでご提供させていただいたワインの美味しさに皆さん心を奪われている様子が伺えました。

《ブドウ品種》
サンジョヴェーゼ

マリカ氏とパオロ氏がそれぞれのテーブルに回り、参加者の方にお声がけされました。ご自身の知っているイタリア語で両氏に挨拶されている方も見受けられ、終始笑いが絶えませんでした。

「エイジングハウス1795」さんのジューシーな熟成肉からあふれ出すような肉汁の旨味にも引けを取らないワインで、肉とワインの甘みを感じさせてくれるマリアージュでした。
「おかわり!」の声が至る所から聞こえてきました。
やはりブルネッロはしっかりとしたお肉が合います。

ランチ会を終えて

“私たちの想いの通り、きちんと造れたワインだけを皆に届けたい”と1本1本丁寧に説明するマリカ氏の姿からは彼女の熱い信念を窺い知ることができました。
参加者の方も興味深く、熱心に耳を傾け、すっかりブルネッロに魅了されて満足した表情で帰られていきました。

最後にマリカ氏との談話から。
今回が初来日。日本にワイナリーがあることも知らなかったと照れ笑いしながらお茶目に答えてくれたマリカ氏。

参加者の皆さんの印象は?との問いかけには「ワインのことを良く知っていて、イタリアワインに興味を持っている。特にサンジョヴェーゼについて詳しく勉強されていた。」と答えてくれました。

ランチ会をとても楽しく過ごされたようで、笑顔で終えることができました。

カーヴ・ド・ヴァン大阪店の入り口にマリカ氏のサインをいただきました。
大阪にお立ち寄りの際には、店舗へのご来店をお待ちしております!

バンフィ社 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
垂直飲み比べセット(2009・2010・2011)

今回のセミナー開催を記念しまして、トスカーナ州バンフィ社を代表するワイン、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの、2009・2010・2011の3ヴィンテージ垂直飲み比べセットを数量限定で発売いたします。
「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの歴史に残る当たり年」と名高い2010ヴィンテージとその前後の2ヴィンテージの違いをお楽しみいただける、お得なセットです。
またとないないこの機会に是非お買い求めください。

品種

サンジョヴェーゼ100%

海抜220m、株密度2400〜4400株/ha、収量6t/ha
モンタルチーノ南方の丘陵に位置する170ヘクタール以上の自社畑。
丸い小石を含む、黄土色の石灰砂質土壌。

醸造・熟成

ブドウを厳選して収穫し、ステンレスと木樽を組み合わせたHorizon発酵槽で約10〜12日間マセラシオン。その後2年間、半分をフレンチオークの樽(60〜90HL)、もう半分をバリック(小樽、350L)で熟成させ、ボトリング後8〜12ヶ月熟成。

サービス温度

18〜20度

合う料理

赤身肉、ジビエ、熟成タイプのチーズ

商品概要

2009

天候情報
春から7月中旬まで雨の多い日が続き、気温は著しく低く、この時期の平均をはるかに下回っていた。しかし、7月中旬からは暖かく乾いた日が続き、春から初夏にかけて蓄えた水分とあいまって、成長が進んだ。夜間は気温は下がったため、芳醇な香りに豊富なポリフェノールを兼ね備えた質の高い実が育った。暖かく乾燥した、晴天続きの9月・10月のおかげで収穫時期は例年通りとなった。
テイスティング
コメント
しっかりとした骨格とすばらしい熟成により、甘さ、バランスのよさ、アロマを兼ね備えたヴィンテージ。ガーネットの輝きを帯びた深みのある赤。プルーンの砂糖漬け、タバコのニュアンスにリコリス(甘草)を思わせる複雑な香り。骨格はしっかりしており、柔らかく甘いタンニンが特徴的。余韻は長く、長期熟成にこの上なく適したワインです。
受賞
ビベンダガンベロロッソワイン・アドヴォケイト
(パーカーポイント)
91

2010

天候情報
5月・6月の降雨量が多かったため、わずかに成長期が遅れた。6月は涼しく、気温は例年より低かったものの、7月の初旬から気温は上がり始め、中旬頃には非常に暑くなった。8月は再び気温が下がり、夜間は特に冷え込んだため、香りも酸味も豊かな実が育った。8月中旬から10月にかけては雨がほとんど降らず、最高の収穫期を迎えた。
テイスティング
コメント
ややガーネットの輝きのある深い赤。プルーンや熟したチェリー、赤いベリーのニュアンスに、リコリス(甘草)やタバコを思わせる複雑な香り。豊かな味わいに、力強くもエレガントな骨格、柔らかくバランスのとれたタンニン。余韻がとても長いワインです。
受賞
ビベンダガンベロロッソワイン・アドヴォケイト
(パーカーポイント)
92

2011

天候情報
4月、5月の気候は穏やかで乾燥していたため、例年通りの成長期を迎えた。6月から7月中旬までは晴天続きだったものの、それ以降は雨の日が多く、気温が急激に下がった。8月の気温もやや低めであったが、モンタルチーノがアフリカから来る高気圧に覆われたため、2週間ほど猛暑が続いた。結果、樹は水分不足により、実の熟成が進んだ。9月、10月は晴れて乾燥した、例年よりも気温の高い秋となった。
テイスティング
コメント
深いガーネット色。甘く豊かな香りで、ジャムやプルーン、熟したチェリー、リコリス(甘草)、タバコのニュアンスと、調和のとれた軽やかでエレガントな皮の香り。滑らかで甘いタンニンが特徴の、パワフルな骨格。長期熟成に耐えうる並外れたポテンシャルを感じさせる、余韻の長いワインです。
受賞
ビベンダガンベロロッソワイン・アドヴォケイト
(パーカーポイント)
91
TOP